(番外編)イベントレポート‐銀座・手仕事直売所「52人のマグ展」‐

‐番外編として野口さんが運営に携わり、參窯が出展するイベントのレポートを頂きました‐

●銀座・手仕事直売所「52人のマグ展」

 会期2021年9月14日〜20日

 先日、東京の松屋銀座では秋の恒例となってきた「銀座・手仕事直売所」が開催されました。

 私たちが起きてから寝るまでに毎日触れているモノは、ほぼ全て、人の手や目を介して作られています。「作家」や「クラフト」「職人」「工房」「目利き」「産地」「工芸」「デザイン」など、器や生活道具、食も含め、モノづくりを表現する言葉はさまざまありますが、領域を限定せずに「手仕事」と広く解釈することで、幅広いモノづくり、モノえらびの楽しさが感じられる催事です。

●銀座手仕事直売所会場。右奥が「52人にマグ展」

  私自身は第一回開催から、出展者への声がけやとりまとめとして関わらせていただき、今年で13回目となります。昨年に続き、たくさんの人が一同に会することが憚られる状況ではありましたが、対策には十分に配慮し、会場の混雑具合などにも制限を設けながら無事会期終了を迎えることができました。

●52人のマグ展」。様々な作り手の多様なマグカップが並ぶ。

  今回は初めての試みとなった企画「52人のマグ展」を会場内で開催。參窯のお三方にもそれぞれの特色が表れているマグカップを選んでもらいご参加いただきました。家で過ごす時間が多くなったここ数年、食器を見直す人も増えています。また、初めての自分の器としても選びやすいマグカップをテーマに、52名義の作り手からのマグカップが会場に並びました。会期中はこれまで以上に若い世代も多く、手にしてしげしげと見つめ、楽しそう、嬉しそうに選んでいるのが印象的でした。

●參窯の展示。上からカネコ小兵、作山窯、深山。

 今回はこうして商品を手にしてもらう機会にはなりましたが、參窯としては、これからもっと直接お客様と対話して、想いを知ってもらえる「場」が必要になってきます。今回の催事を通して、対策をしっかり講じることで、こういう機会が増えていく気運も感じましたし、なにより、モノを手にして、自分で選ぶ喜びは、どんな状況でも無くなりはしないものだということを強く感じることができました。

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