●三窯行えば、必ず我が師あり、第七回座談会アーカイブ

■第七回座談会「原料高騰と価格改訂から想う事」2022年12月17日~2023年2月17日掲載 全6話

連日のようにニュースのトピックスになる「値上げ」や「価格改訂」。参窯の三社も同様に5月~6月にかけて価格改訂を行いました。普段であれば消費に対する悪影響を嘆かれることが多いですが、今回の価格改訂には、報道からも、取引先からも、これだけ原料や燃料が高騰する以上は仕方がないといった印象を強く受けます。確かに、諸原料の高騰は値上げのきっかけとなりましたが、こと陶磁器においては、それ以前から価格に対する課題は存在し、その背景には「窯元や問屋など関連事業者による産業の問題点」が見え隠れしていました。しかし、諸原料の高騰が価格改訂の要因であり、原価が上がるから販売価格も上がるという価格とは単に原価の積み上げで決定されるという印象の今回の価格改訂では、課題があやふやなまま、結果論として改善されてしまったようにも感じます。今回の座談会では、諸原料高騰のもとなし崩し的に進んだ価格改訂に隠れたものを浮き彫りにするため陶磁器産業における価格の存在についてのお話頂いた全六話の座談会アーカイブです。


-掲載内容-

■第一話:陶磁器産業の原料やエネルギーの現状

■第二話:人件費はコストか? 

■第三話:製品の価格を決定するものは何か? 

■第四話:見えるノウハウと見えないノウハウ 

■第五話:100円ショップの製品と何が違うの? 

■(最終)第六話:価格に託されたもの 


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