『日常使いの器にひそむ、カネコ小兵の想い』

■器:リンカ 小丼、■おすすめする人:カネコ小兵製陶所 伊藤祐輝さん

家業に戻る前、やきものに関わることなく過ごしていた時期からのヘビーローテーションの器がこの『リンカ 小丼』。自らも料理をする事が好きで、現在もお昼ごはんを自身でも調理するという伊藤祐輝さん。ごはん茶碗やどんぶりほど使い方が限定されない直径14㎝で高さ8㎝のこのサイズは多用途でずっと便利に使っていたそう。

『リンカ小丼 白練』手のひらに収まる、ほど良いサイズ

使い手だった目線に変化が起こったのが、家業にもどり、その器が生まれる場所を目にしたとき。作る側にまわって両方を知る事ができ、使い手の想いと作り手の想いを往復することができたと語る祐輝さん。人間味のあふれる場所で、働く人が楽しくものづくりができれば、そこから生まれる器には自然とその温かな雰囲気が備わるのではと。

『小丼を手にする伊藤祐輝さん、背景にもリンカの器が』

リンカシリーズに限らずカネコ小兵のうつわには土ものの温もりがあります、しかしその素材には磁器が使われています。日常で使う器は土ものの温もりのあるカジュアルな装いに仕上げたい、しかし土からなる陶器は素材が柔らかいため破損し易い、そのため硬度のある磁器素材を使うことで、温もりと安心感を両立するものづくりを行う。

『安心して使える土ものの温もりの器のはじまり備前風酒器(左)とその想いを受け継いだリンカ小丼(右)』

この想いは、その頃のカネコ小兵の代名詞であった『徳利(とっくり)』の需要が低迷し、新たなものづくりを求めた際、祐輝さんのご両親(伊藤社長夫妻)がたどり着いた『丈夫でジャブジャブ洗えて、安心して使える土ものの温もりを持ったうつわ』という想い。その想いを持ち、最初に生み出したのが備前焼のような陶器の仕上がりを硬度のある磁器を素材として酒器とした写真の『備前風酒器』。この器が好評を得て、現在までのものづくりの根幹となり、そして、その根が育ち、2013年に誕生したのが今回のリンカシリーズです。

『現場でものづくりされていた職人さんの前掛け(エプロン)』

土ものの温もりを人がすごす日常に提供したい、そうした想いがそのままものづくりの場所にも伝播し、今日もカネコ小兵の工場には、温かな空気が流れています。(おわり)

(取材:2020年11月28日)

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