●論語の『子いわく、三人行なえば必ず、我が師有り、其の善なる者を択びてこれに従い其の不善なる者にして、これを改む』から名付けた【三窯行えば、必ず我が師あり】では、毎回異なるテーマのもと、三つの窯元の作り手それぞれの想いを自身の言葉で語らいます。結論があり、必ずまとまるわけでもありませんが、ものづくりに携わる作り手の語らいから、何かが皆さんに伝わると嬉しいです。

 

●三窯行えば、必ず我が師あり 記事一覧

 

-參窯ミノウエバナシ特別編-「三つの窯元に”七つの質問”」3月7日~8月4日/全12話

美濃焼産地で時代を意識しながらも自らのものづくりを全うするカネコ小兵作山窯深山の三つの窯元。その内なる想いを露わにするため、それぞれの代表に七つの質問を致しました。二つの質問には必ずお答え頂き、残りの五つは自由回答としてお話を伺いました。他社のスタッフがインタビュアーとなり、どの質問にどうお答え頂けるか?それぞれの窯元を想いをご覧ください。特設ページはこちらからご覧頂けます。

■各話一覧

■座談会アーカイブ

〉〉〉第七回座談会『原料高騰と価格改訂から想う事』記事アーカイブ

〉〉〉第六回座談会『他産地、他素材のものづくりに触れて-日進木工(高山市)-』記事アーカイブ

〉〉〉第五回座談会『野口さんとふりかえる2021年』記事アーカイブ

〉〉〉第四回座談会『美濃焼について思うこと』記事アーカイブ

〉〉〉第三回座談会『作り手の大切な器、我が家の食卓』記事アーカイブ

〉〉〉第二回座談会『作り手として感じる、それぞれの窯元の凄味』記事アーカイブ

〉〉〉第一回座談会『參窯のはじまり』記事アーカイブ



●第七回座談会

原料高騰と価格改訂から想う事2022年12月17日~2023年2月17日掲載 全6話 ●連日のようにニュースのトピックスになる「値上げ」や「価格改訂」。参窯の三社も同様に価格改訂を行いました。普段であれば消費に対する悪影響を嘆かれることが多いですが、今回の価格改訂には、報道からも、取引先からも、これだけ原料や燃料が高騰する以上は仕方がないといった印象を強く受けます。確かに、諸原料の高騰は値上げのきっかけとなりましたが、こと陶磁器においては、それ以前から価格に対する課題は存在し、その背景には「窯元や問屋など関連事業者による産業の問題点」が見え隠れしていました。しかし、諸原料の高騰が価格改訂の要因であり、原価が上がるから販売価格も上がるという価格とは単に原価の積み上げで決定されるという印象の今回の価格改訂では、課題があやふやなまま、結果論として改善されてしまったようにも感じます。今回の座談会では、諸原料高騰のもとなし崩し的に進んだ価格改訂に隠れたものを浮き彫りにするため陶磁器産業における価格の存在についてのお話を伺った全6回の座談会アーカイブです

●掲載期間:2022年12月17日~2023年2月17日掲載 全6話



●第六回座談会

他産地、他素材のものづくりに触れて-日進木工(高山市)-7月1日~11月25日掲載 全13話 新型コロナの状況からすこしずつ落ち着きを取り戻した2022年の參窯プロジェクトでは、3月に産地でのクラフトイベントに4月には銀座松屋さんの催事に出展するなど、当初の目的であったつながりを生み出す活動に重きを置きました。そのつながりは使い手とだけではなく、他の産地や素材でものづくりをされる作り手とのつながりも生み出すことが出来ればと考えて、今回は岐阜県高山市で家具を製造されている日進木工さんにご訪問し北村社長様からものづくりへの想いなどお伺い致しました。

●掲載期間:2022年7月1日~11月25日 全13話



●第五回座談会

「野口さんとふりかえる2021年」1月4日~2月18日掲載 全6話 ●參窯の始まりからお力添え頂いた野口品物準備室の野口さんをお招きし東京で伝え手としてお仕事をされる野口さんからのご質問をもとに、一昨年から続くコロナ禍で窯元として感じたことを、ざっくばらんに2021年を振り返って語り合います。

●掲載期間:2022年1月4日~2月18日掲載 全6話



●第四回座談会

「美濃焼について思うこと」9月17日~12月24日掲載 全14話 ●岐阜県の東南部はかつての美濃の国の東側でありから「東濃(とうのう)」と呼ばれています。この中にある多治見市、土岐市、瑞浪市で作られるやきものが「美濃焼(みのやき)」と呼ばれ、現在でも日本国内の生産量の半分以上を生み出している産地です。參窯の三つの窯元もものづくりを行うこの地域。内側にいるからこそ感じる想いを語り合うこの座談会では、いつもに増して厳しい言葉が行き交う内容となりました。

『第四回座談会 全14話はコチラ』



●第三回座談会

「作り手の大切な器、我が家の食卓」5月14日~8月6日掲載 全13話 ●それぞれの社長に加えスタッフも自身が大切にしている器や食卓の姿をご紹介したこの座談会。作り手のパーソナルな一面をご紹介できれば程度の思いでしたが、まるで推理小説の様に器をからその時代背景や制作方法、職人の気持ちが語られる機会となり、より深い作り手の内面をご覧頂ける機会となったような気がします。全13話に渡るやきもの推理譚をごゆるりご覧ください。



●第二回座談会

「作り手として感じる、それぞれの窯元の凄味」2月15日~4月23日掲載 全12話 ●それぞれが器づくりを行う窯元同士でそれぞれへの想いを語り合いました。そこから現れたものは、作り手の視点だから気づくことができる器に潜んだものづくりの凄味です。全12回の濃密な語らいをじっくりとご覧ください。



●第一回座談会

「參窯のはじまり①~④」1月15日掲載 全4話 ●作り手である三つの窯元が想いをウェブサイトやイベントを通して使い手に発信する『參窯(さんかま)』プロジェクトが始動致します。なぜこの三社か?その意義は?など、何故、必要性を感じたのか、その根っこの部分を語る第一回の座談会。

 


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・・・・・各窯元ウェブサイト・・・・・

參窯その1:カネコ小兵製陶所(岐阜県土岐市下石町)https://www.ko-hyo.com/

參窯その2:作山窯(岐阜県土岐市駄知町)http://www.sakuzan.co.jp/

參窯その3:深山(岐阜県瑞浪市稲津町)http://www.miyama-web.co.jp/

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